
あなたは「クッキー☆」なるものをご存知でしょうか。
それは一人の出会い厨から始まった、数奇な運命を辿る、43名くらいで集まって出来た動画です☆
しかしその内容は・・・。
動画を見ればどれだけ
百合☆天国なのかはおのずと分かるので割愛します。
今回はクッキー☆の劇中で使われる「ほのぼの神社」という曲のことについて。
(2016/12/12 追記を推敲しました)
「ほのぼの神社/アレンジ/作り方」と検索して、このブログにたどり着いてしまったような方へ
こんな糞みたいなブログを見るより、もっと質の良いサイトで作曲の何たるかを学んだ方がいいですよ!思い立ったらすぐ「戻る」を押して、今すぐGoogleで「作曲/やり方」「アレンジ/やり方」と検索するんだ!早く!
・・・という
本音はおいといて
「何でもいいからとりあえずPCで無料ソフトで作曲・アレンジしてみたいんだよぉぉぉぉぉ」って人に。
以下のソフトをダウンロードしてみてください。
この三つさえ用意出来れば
最低限(ここ重要)の作曲環境は整います。
用意した後はとりあえずこちらのリンク先を見て環境を整えてみてください↓
Yahoo!知恵袋 - BASSMIDIにサウンドフォントを入れたいのですが
セットできずその原因がわかりませんBASSMIDIとサウンドフォントを必要とする理由上にも挙げている
Dominoは平たく言えばMIDIデータを作るソフトなので、
いちおうDomino単体だけでも曲を作ることは出来ます。が!
その場合、Windowsに最初から内蔵されている
MSGSという音源と付き合わなければならなくなります。
一度聴いてみれば分かりますが、音がかなりしょぼい。
こいつは物好きな人以外にはお勧め出来ないシロモノなのです。
Macは知らない。まあ、一応MSGSには最低限のプリセットは揃っているので、Dominoだけで始めても大丈夫でしょう。
でもそれなりにちゃんとした音源で曲を作る練習をした方がモチベーションも上がりませんか?・・・そうでもない?
曲を作る準備が整ったらあとは作曲講座サイトで勉強するなり、独学でやるなり、皆さんの自由です。
一つだけ断っておくと
余程のセンスが無い限り独学オンリーで始めるのはやめたほうがいいです。僕はセンスが無かったので、それで失敗しました(小声)
こういう
お遊びではなく、本格的に制作がしたい方・経済力に余裕がある方は、
Google先生で「DAW」と検索し、色々なサイトでお勧めされている音楽制作ソフトを買って
色々なサイトで使い方講座やらなんやらを見て学んでみることをお勧めします。
つまりこんなブログを見てる暇があったら云々かんぬん。
いや、マジでこんな化石みたいなブログ見ないほうがいいぞ。時間を無駄にしたい人は続きをどうぞ。↓
西方Project 秋霜玉の霊夢のテーマ曲「
二色蓮花蝶 〜 Ancients」の
サビアレンジ曲「
ほのぼの神社」
原曲を作った人はもちろん
ZUNさん。
ほのぼの神社を作った人、いわゆる編曲した人は
再調整の人。
この人の「FC音源で」シリーズは結構勉強になります。劇中BGMとして作られたこのアレンジ曲ですが
その後、クッキー☆は
とあるコンテンツの風評被害に会い、まあ色々あって
「クッキー☆」と共にこの曲も名実ともに有名になっていきました。
あまり語られることの無い、記念すべき「ほのぼの神社」の最初のアレンジはこの動画。
これ以前にもほのぼの神社を元にしたアレンジっぽい動画はそこそこありますが
(マチャニーのアレとか)
それらはアレンジというかMADなので割愛します。
この動画を筆頭にほのぼの神社アレンジがたくさん生まれていったわけです・・・
これがバタフライエフェクトかぁ。(2016/10/22訂正)
上で紹介した動画は最古ではありませんでした。訂正してお詫び申し上げます。最古のアレンジ動画は恐らくこちらです↓
それ以外のものは某ホ○ビ男優の喘ぎ声をふんだんに使用しているためここでは
MADとして取り扱ってます。
ご了承ください。
(訂正終わり)
世界一アレンジ(カバー)された曲は言うまでも無く「
popcorn」でしょう。しかし!
世界一アレンジされたアレンジ曲としては「ほのぼの神社」が入るのではないでしょうか。
そんなほのぼの神社のアレンジ曲の
手抜き簡単な作り方というか
自分流の出来るまでの工程を説明しましょう!
ほのぼの神社のアレンジで欠かせないフレーズがあります。いわゆる
い つ も のこちら。
今日もいいペンキ☆(幻聴)
どうでしょうか。うまく耳コピできてますかね・・・?
下の画像は今聴いたフレーズのノート配置です。

・・・
このフレーズの原曲verも一応聴いて見ましょうか。
こちら。

原曲が短調でほのぼの神社は長調、ですかね?
さて、このフレーズをアレンジとして組み込むには・・・一体どうしたらいいんでしょう。
自分の耳コピ、パワポケ9の曲「試合で勝負!」を例に出してみます。


普通の耳コピですね。
今聴いて印象的だったのはメインのトランペットのメロディでしょう。
(上の画像の青いノートがトランペットの音色です。)
ここをほのぼの神社のメロディにしたらアレンジっぽくなりそうかな?
・・・あれ?

えぇ・・・何これ・・・レギュレーション違反のメロディはまあいいとして、
難しいことはよく分からないけど、合ってないってのはなんとなく分かるものですよね。
何の工夫も無い不協和音は
中二の俺シリーズみたいなものです。
(このシリーズを手がけた
黒魔さんは今では立派な音楽制作者として大成しました)
音程が合わないのなら移調させればいいじゃない!
というわけで、パパパっと移調処理をします!

おっ、さっきよりかは幾ばくかマシになりました!
しかし、まだ何か足りないです。細かいところが出来ていないような感じですね。
ここでやっとコードの説明が出るわけです。
・訂正 D#m7 → D#
Csus4 → F こんな複雑なコードじゃないだろ!いい加減にしろ!
ピンク色の長いノートが「試合で勝負!」のコード。青いノートが「ほのぼの神社」のメロディです。
一部のほのぼの神社のノートがはみ出ちゃってますね。なぜだか分かりますか?
ほのぼの神社のメロディは最初のGmの部分に収まってます。
元々入っていた「試合で勝負!」のメロディは全部Gmのコードの中で落ち着くメロディでした。
ここに後から無理やり入れた「ほのぼの神社」のメロディは
なんとなく合わせた様にしても、元々F-C-Dm-Am-A#のコード進行から
あの
ぷはー☆なメロディが作られているため・・・

赤が「試合で勝負!」の「Gm」
青が「ほのぼの神社」を長2調移調した「G-D-Em-Bm-C」
見てください。
ズレまくってます。見ただけでも不協和音だってハッキリ分かりますね。
・・・ま、そんな焦らなくても大丈夫。

ほのぼの神社のメロディをGmコードに合わせるように
なんとなく配置し直して見ました。
なんとなく。(大事なことなので2回言いました)
これで大分マシになったんじゃないでしょうか?聴いてみましょうか。
おお・・・良いような悪いような・・・うん、良いですよね。
良いですよね?ではレギュレーション違反のあのメロディもコードに合わせてみましょう。
テッテレーレレ↑レッ↑↑テレ~♪
こっちはイマイチですね・・・
ま、いいや(適当)これで完成でいいでしょう。
では今まで作ったフレーズを聴き比べしてみましょうか。
ほのぼの神社のメロディそのままのもの
メロディはそのまま。長2調分移調したもの
完成 メロディを原曲のコードに合わせて調整したもの
カンの鋭いというか耳が肥えてる方は気づいていると思いますが、
音源が違うのは
僕が間違えただけです。すいません。
ともあれ一応完成です。完成っつっても最初の部分だけだけど。
不完全燃焼気味で終わってしまいましたが、最後らへんは僕に説明能力が無いため
「なんとなく」などと
ふわふわなことを言ってしまいました。
要するに
慣れです。この感覚は何度も何度も作って失敗して、初めて身につくものです。
そしてこんな分かりにくい説明をするより、この一言ですべて分かる。
最初のうちは「メロディはコード進行に合わせて作ろう!」以上、なんの身にもならない話でした。最後まで見た奴は・・・いないな。
Dominoしか使ってない奴の言葉を信用するかしないかはあなた次第です。
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